
こんにちは!リーマントレーニーのくまさんです。



トレくま君です!
筋トレを続けて筋肉量が増えてくると、次に意識すべき課題が「増量」と「減量」の切り替えです。
ベンチプレスやスクワットの重量は伸びてきたのに、体型は思うように変わらない…。そんな悩みを持つ人は少なくありません。
増量ばかり続ければ脂肪が増えすぎ、見た目がぼやけてしまいます。一方で減量ばかり意識すると筋肉が育たず、トレーニングの成果が体に反映されにくくなります。
効率よく理想の身体をつくるためには、「いつ増量を止めて減量に切り替えるか」「減量をどの段階で終えて再び増量に戻すか」を見極めることが欠かせません。
ただ、この切り替えタイミングは初心者にとって非常に分かりにくいものです。
体重だけで判断するのか、見た目で判断するのか、それとも体脂肪率を見るべきなのか…。間違ったタイミングで切り替えてしまうと、せっかくの努力が無駄になってしまうこともあります。
僕自身も筋トレを始めてから5年、何度も増量と減量を経験してきました。
最初は「太ってきたから減量」「痩せたから増量」といった感覚で切り替えていましたが、効率が悪く、思うように体が変わりませんでした。そこで、客観的な基準を持って判断することの大切さに気づきました。
この記事では、増量と減量の切り替えを見極めるための「3つの基準」と、実際にどのタイミングで切り替えるべきかの目安を解説します。
さらに、切り替えをスムーズに進めるための工夫や、サプリメントの上手な活用法についても紹介します。
理想の体を効率的に手に入れるために、ぜひ参考にしてみてください!
- 増量と減量の切り替えが重要な理由
- 切り替えを判断する3つの基準
- 増量から減量への切り替えタイミング
- 減量から増量への切り替えタイミング
- スムーズに切り替えるための食事・サプリの工夫
なぜ増量と減量の切り替えが重要なのか


筋肉を大きくするためには「増量(バルクアップ)」と「減量(ダイエット)」を計画的に繰り返すことが必要です。
増量では筋肉をつけやすい反面、脂肪も一緒についてしまいます。逆に減量では体脂肪を落とせるものの、やり方を間違えると筋肉まで削られてしまいます。
このため、切り替えのタイミングを誤ると次のような問題が起こりがちです。
- 増量を続けすぎると…
体脂肪が過剰に増えてしまい、筋肉が隠れて見えなくなる。健康面でもリスクが高まる。 - 減量を長く続けすぎると…
エネルギー不足でトレーニング強度が落ち、筋肉が削られる。停滞期に入りやすくなる。 - 無計画に切り替えると…
せっかく増やした筋肉が落ちたり、体脂肪だけが増えるなど非効率な結果になる。
効率よく理想の身体を作るには、筋肉を育てる「増量」と体を引き締める「減量」をバランスよく行うことが大切です。
切り替えの判断を正しく行うことで、筋肉を残しながら脂肪を落とし、最終的に理想のシルエットに近づけます。



増量と減量って、ただ好きなときにやればいいのかと思ってた…。切り替えるタイミングがそんなに大事なんだね!



どっちかばっかりやってても効率悪いし、無計画だと筋肉も脂肪も中途半端になっちゃうんだ。
切り替えを判断する3つの基準


増量から減量、減量から増量へと切り替える際に大切なのは、「自分なりの判断基準を持つこと」です。
感覚だけに頼ると、必要以上に増量を続けて脂肪が増えすぎたり、減量を頑張りすぎて筋肉まで落としてしまうリスクがあります。ここでは切り替えを見極めるための3つの基準を紹介します。
① 体脂肪率
体脂肪率は最も分かりやすい数値的な基準です。
- 増量を続けて男性で15〜18%、女性で25%前後に達したら減量へ切り替えるサイン。
- 減量を進めて男性で10〜12%、女性で18〜20%まで落ちたら増量に戻す目安。
家庭用の体組成計でも目安としては十分活用できます。
② 見た目の変化
鏡や写真で自分の身体をチェックすることも重要です。
- 増量期に「筋肉より脂肪が目立ってきた」と感じたら減量へ。
- 減量期に「絞れたけど筋肉のハリがなくなった」と思ったら増量へ。
数値よりも直感的に分かりやすい判断材料になります。
③ トレーニングパフォーマンス
扱える重量や回数も判断の基準になります。
- 減量を続けて重量が極端に落ちてきたら増量へ。
- 増量しているのに重量が伸びなくなったら、脂肪が増えすぎている可能性があるため減量へ。



今まで “そろそろ太ったかも” とか “痩せた気がする” って感覚で決めてたよ…。ちゃんと基準を持って判断するって考えたことなかった!



体脂肪率・見た目・トレーニングの3つを基準にすると、迷わず切り替えができるよ!
増量から減量へ切り替えるタイミングの目安


筋肉を大きくするためには一定期間の増量が必要ですが、いつまでも続けていると脂肪が過剰に増えてしまいます。
そこで、次のようなサインが出てきたら減量へ切り替えるタイミングです。
体脂肪率が高くなりすぎたとき
- 男性:15〜18%
- 女性:25%前後
この水準に達すると、筋肉よりも脂肪の増加が目立つようになります。見た目のメリハリも薄れ、体重を増やしても筋肉が育ちにくくなるため、減量に切り替えるサインです。
筋肉のハリを感じなくなったとき
増量初期は筋肉がパンプしやすく、トレーニングの張りも感じやすいですが、脂肪が優位になると「張り」より「重さ」を感じるようになります。
これは脂肪の増加が優先しているサインです。
体重が増えても筋力が伸びないとき
本来、増量によって筋力は比例して伸びていくはずです。
体重だけ増えてベンチプレスやスクワットの重量が変わらない場合は、栄養が筋肉にうまく回っていない可能性があります。
健康面に不安が出てきたとき
血圧や血糖値、血液検査の数値に悪影響が出始めたら、早めに減量へ切り替えるのが無難です。
減量へ移行する際は、カロリーを落としすぎると筋肉も削られてしまいます。
- プロテインでタンパク質をしっかり確保
- トレーニング中にはEAA(必須アミノ酸)を摂ることで筋肉の分解を防ぐ
こうした工夫をすれば、筋肉を残しながら脂肪だけを落とす減量がしやすくなります。
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体重が増えただけじゃなくて、体脂肪率とか筋力の伸びも目安になるんだね。



お腹が出てきたとか感覚だけじゃなくて、数値やパフォーマンスを基準にすると判断しやすいよ!
減量から増量へ切り替えるタイミングの目安


減量は身体を引き締めて見た目を整えるために重要ですが、やりすぎると筋肉まで失ってしまいます。
以下のようなサインが出てきたら、増量に切り替えるタイミングです。
体脂肪率が十分に下がったとき
- 男性:10〜12%
- 女性:18〜20%
このあたりまで落ちると、腹筋のラインが出てきたり、身体の輪郭がシャープに見えてきます。ここからさらに絞ろうとすると筋肉も犠牲になりやすいため、増量へ切り替える目安になります。
トレーニングパフォーマンスが落ちてきたとき
扱える重量や回数が減ってきたり、疲労感が抜けなくなったときはエネルギー不足のサインです。
これ以上の減量は筋肉を削るリスクが高いため、増量に移行して栄養を取り戻すのが効果的です。
減量を続けても体重が落ちにくくなったとき
減量が進むと基礎代謝が下がり、停滞期に入りやすくなります。
体重が動かなくなったときに無理にカロリーを下げると筋肉が減る一方なので、一度増量に切り替えて基礎代謝を回復させるのがおすすめです。
見た目が目標に近づいたとき
「腹筋を割りたい」「全体をシャープに見せたい」といった目標を達成できたら、次のステップとして増量に移るのが自然です。
減量から増量に切り替える際には、筋肉の回復をサポートするサプリを導入するのが効果的です。
- ホエイプロテイン:食事だけで足りないタンパク質を補い、筋肉の回復をスムーズにする
- クレアチン:高重量トレーニングのパフォーマンスを高め、増量期の筋肥大をサポート
この2つを取り入れることで、効率よく「筋肉を増やすモード」に移行できます。
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減量もやりすぎると筋肉まで落ちちゃうんだ!体脂肪率の目安とか、考えたことなかったな。



減量はキリがないから、どこで止めるかが大事なんだよ。プロテインやクレアチンを取り入れて、増量に切り替えると効率的に筋肉を増やせるよ!
増量・減量をスムーズに切り替えるコツ


増量と減量はただ「食べる量を増やす」「カロリーを減らす」という単純なものではありません。
急激に切り替えてしまうと、体調を崩したり筋肉を落とすリスクが高まります。ここでは、増量と減量をスムーズに切り替えるためのポイントを紹介します。
カロリーを段階的に調整する
- 増量から減量へ移るときは、一気にカロリーを削らず、まずは−200〜300kcal程度から調整。
- 減量から増量に移るときも、急に食べ過ぎず、+200〜300kcal程度を目安に増やす。
段階的に変化させることで、身体が慣れやすく、停滞やリバウンドを防げます。
PFCバランスを少しずつ変える
- 増量期:炭水化物を多めに設定し、トレーニングのパフォーマンスを重視。
- 減量期:脂質を控えめにし、タンパク質をやや多めに設定して筋肉を守る。
一気に比率を変えるのではなく、徐々にバランスをシフトするのがコツです。
トレーニング内容を合わせて変える
- 増量期は「ボリューム多め」で筋肉への刺激を増やす。
- 減量期は「強度維持」を優先し、筋肉を落とさないことを重視する。
期ごとに意識を切り替えると効率が高まります。
サプリを上手に切り替える
- 増量期:ホエイプロテインでタンパク質確保、クレアチンで高重量をサポート。
- 減量期:EAAやBCAAを取り入れて筋分解を抑え、パフォーマンスを維持。
食事管理だけでは難しい部分をサプリで補うと、切り替えがスムーズになります。



増量と減量って、カロリーをガラッと変えればいいと思ってた…。少しずつ調整する方がいいんだね!



段階的に食事やサプリを切り替える方が、筋肉を守りながら効率よく移行できるよ!
【まとめ】増量と減量の切り替えは基準を持って計画的に行おう!


筋トレで理想の体をつくるには、「増量」と「減量」を計画的に切り替えて進めることが欠かせません。
今回紹介した内容を整理すると、次のようになります。
- 切り替えが重要な理由
増量だけでは脂肪が増えすぎ、減量だけでは筋肉が育たない。効率よく成長するにはバランスが必要。 - 切り替えを判断する3つの基準
体脂肪率・見た目・トレーニングパフォーマンス。この3つを軸にすれば迷わない。 - 増量から減量へ切り替えるタイミング
体脂肪率が上がりすぎた、筋肉の張りがなくなった、体重増加に見合う筋力がつかなくなったとき。 - 減量から増量へ切り替えるタイミング
体脂肪率が十分に下がった、パフォーマンスが落ちてきた、減量の停滞が続いたとき。 - スムーズに切り替えるコツ
カロリーやPFCを段階的に調整し、期ごとにトレーニング内容を変える。サプリを上手に使うと移行が楽になる。
増量と減量は「感覚」で切り替えるのではなく、基準を持って判断することで効率が一気に上がります。
無駄な時間や努力を減らし、筋肉をできるだけ残しながら脂肪を落とすことも可能です。
僕自身も経験してきましたが、この切り替えを計画的に行えるようになってから、身体の変化がスムーズになりました。
あなたも今回紹介した基準を取り入れて、次のステージへ進むための一歩を踏み出してみてください!



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